無人バス滑走、客1人が負傷

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25日朝、神奈川県横浜市鶴見区内にある横浜市交通局のバス営業所で、駐車中の大型路線バス車両1台が無人のまま約20m滑走し、所内にあるバス停に衝突する事故が起きた。この事故で近くのベンチに座っていた男性1人が逃げようとした際に軽傷を負った。

神奈川県警・鶴見署によると、事故が起きたのは25日の午前8時30分ごろ。横浜市鶴見区生麦1丁目付近にある横浜市交通局・鶴見営業所で、所内に駐車されていた大型路線バス車両1台が無人のままで緩やかな下り坂を滑走。そのまま約20mをゆっくりと走り、所内に設置されているバス停と券売機に衝突した。

バス停にはバスを待つ5人の客がいたが、ベンチに座っていた84歳の男性以外は異変を感じてその場から逃れた。男性は逃げ出そうとしたが間に合わず、衝突によって倒された看板類で頭を打撲する軽傷を負っている。

現場となった営業所は国道15号に面しており、当時は朝のラッシュで交通量の多い時間帯だった。バス停は道路から5mほど奥に位置しているが、滑走したバスのコースがずれていた場合には国道に飛び出していた可能性もあった。警察では関係者から事情を聞いているが、このバスを駐車した運転手がサイドブレーキを掛け忘れたことが原因とみられている。

《石田真一》

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