いまや東京の名所の一つになった丸の内オアゾ、そこにF1ドライバーのニコ・ロズベルグ選手が来場した。
これは、ウイリアムズのオフィシャルスポンサーになっているロイヤルバンク・オブ・スコットランドが主催したイベントに参加したもので、会場はイケメンのロズベルグ選手を一目見ようと押すな押すなの大騒ぎだった。
ロズベルグ選手は1985年生まれの21歳で、今年F1にデビューした。しかも、デビュー戦となった開幕戦のバーレーンGPでは、いきなり7位入賞という快挙をやってのけた。ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語を流暢に話し、レース以外にもサッカー、スノーボード、ジェットスキー、テニスが得意という。
父親はF1ワールドチャンピオンになったケケ・ロズベルグ氏で、文字通り親子鷹。「私はいいドライバーだし、父もいいドライバーだった。父と比べることは難しい」---。その父親とは今年の冬、一緒に過ごすそうだ。
そして鈴鹿、日本GPの勝算については、「試合をしてみないとわからない。上海での経験を鈴鹿に活かしたい」と控えめに話した。