トヨタ自動車は12日、米国ケンタッキー工場で『カムリハイブリッド』の生産を開始したと発表した。同社のハイブリッド車の海外生産は、中国での『プリウス』に次いで2カ国目となる。
能力は年4万8000台で、約1000万ドル(約12億円)を追加投資した。カムリのハイブリッド車は今年5月から日本製を北米市場に投入しており、9月までに2万3000台を販売している。当面は日本からの輸出も行う方針。
トヨタは2000年から北米でプリウスの販売を開始、現在レクサスの『GS450h』などを含みハイブリッドでは5モデルを投入している。北米でのハイブリッド販売累計は42万台に達しており、最大の販売実績をもつ。