【トヨタ カローラ 新型発表】バックモニターを全車標準装備

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ カローラ 新型発表】バックモニターを全車標準装備
【トヨタ カローラ 新型発表】バックモニターを全車標準装備 全 2 枚 拡大写真

フルモデルチェンジを行なった新型『カローラ』セダンの「アクシオ」には、なんと全グレードに5.8インチの液晶ディスプレイとバックモニターが装備されている。ただし、標準装備で付いているのバックモニターだけで、ナビゲーションやインテリジェントパーキングアシストはオプションとなる。

カローラのチーフエンジニアを務めた藤田博也さんは「日本国内のカローラセダンのオーナーの方は50代から60代の方が中心となり、今後はさらに高齢化していくと思われます。そういった年配のユーザーを、さり気なくフォローしたいという思いから、バックモニターをアクシオ全車に標準装備しました」

「こういった装備は、一度使うと手放せなくなってしまうものなので、思い切って全車に導入しました。ですが、バックモニターを標準装備することで、車両本体価格が大幅に上昇しては意味がありませんので、標準装備としながらも御納得いただける価格設定になっていると思います」

「本当はインテリジェントパーキングアシストも標準装備としたかったのですが、それはオプションとなってしまいました。また、モニターを標準装備することで、オプションのナビゲーションやパーキングアシストの装着率も高まると思っています」という。

バックモニターが標準装備される理由は、ユーザーの高齢化を気遣ってのようだ。そのため、若い年代のユーザーが多いフィールダーはオプション設定になっている。

また、このモニターは後付けのナビには対応していないので、このモニターをナビで活用する場合は、新車オーダー時にメーカーオプションでナビを選ぶ必要がある。そのため、「どうせモニターがあるならナビも付けよう」と思う人が多くなり、ナビの販売増加も狙えるというメリットも想定しているようだ。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る