気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2006年10月19日付
●料金収受員、死傷27件ETCレーン横切る、中央道事故労働局も捜査、安全通路なく(読売・39面)
●ダウ1万2000ドル突破一時(朝日・2面)
●ダイムラークライスラー誕生8年 「最強合併」回らぬ両輪(朝日・10面)
●BMWが改善対策、日産はリコール(朝日・33面)
●小型ジェット機米で発売開始 ホンダ(毎日・8面)
●駐車場で、いい湯だな 池袋にオープン(産経・11面)
●トルコ バス事故、悪天候に速度超過?(東京27面)
●EU企業、研究投資5%増、ダイムラー首位 昨年の主要企業、欧州委まとめ(日経・8面)
●中国 上海の汚職 F1運営会社にも波及(日経・9面)
●独ボッシュ 日本での小型車部品強化、開発拠点の人員15%増(日経・13面)
●手作り低燃費車、中国でも競技会、ホンダ(日経・13面)
●検証・市場との約束、日産・公約達成正念場に、マツダ・新中期計画で岐路(日経・15面)
ひとくちコメント
トルコで日本人観光客を乗せたバスが横転、1人が死亡、観光客ら26人が負傷した大事故が発生した。ツアーを企画した旅行会社はエイチ・アイ・エス(HIS)で、外務省海外法人安全課によると、「事故当時は雨が降っており、バスがスリップして横転。道路の中央分離帯を越えて対向車線の路肩に衝突した」という。
さらに、きょうの朝刊では、現地警察当局者は、共同通信に対し「調査報告書はまとまっていないが、雨でスリップしたのは間違いない」と語ったと、東京が報じている。日経も「運転手がハンドル操作を誤った可能性が出てきたほか、かなりスピードが出ていたと指摘する乗客もいる」と伝えている。テレビのニュースでも現地から窓ガラスが砕け散り所持品などが散乱する悲惨な映像を流していた。
それにしても、きのうの日経夕刊には「大好評、魅惑のトルコ周遊9・10日間」という阪急交通社の全面広告を堂々と掲載、広告優先の日経らしい紙面構成である。