【G35/スカイライン 北米リポート】一新されたVQエンジン

自動車 ニューモデル 新型車
【G35/スカイライン 北米リポート】一新されたVQエンジン
【G35/スカイライン 北米リポート】一新されたVQエンジン 全 7 枚 拡大写真
新型インフィニティ『G35』=次期型日産『スカイライン』におけるメカニズムのトピックといえば、まず新しくなった「VQ」エンジンが挙げられる。

それまでの「VQ35DE型」に対し、約80%の部品を新しくしたという「VQ35HR型」は、300psを超える最高出力と37.0kgmという最大トルクを実現しただけでなく、VQ35DE型に対して約1000rpmレブリミットを引き上げ7500rpmという高回転を実現している。もちろん同時に燃費性能も向上させた。

また、タコ足を採用したことで、排気サウンドはさらに迫力を増し、とてもスポーティな印象を与えてくれる。これまでのVQ35DE型ユニットは北米でこそ評判が高かったが日本では「ミニバンにも積まれるエンジン」という印象が強かった。が、今回はタコ足の採用などからわかるように「FR専用のエンジンとした」とCVE(チーフ・ビークル・エンジニア)である佃安彦さんはいう。

このVQ35HR型に組み合わせられるトランスミッションは5速ATと段数は寂しいが、レブマッチングを行なうモードなどが与えられたもの。

またMT的操作が行なえるよう、当然パドルを備えるわけだが、材質はマグネシウムで指先が触れる部分には革を貼るなど細かな気配りも忘れていない。

さらに新たな「DS」モードを用意し、MT的操作をせずともスポーティな変速をも行なってくれる。さらに北米仕様では6速MTも用意されている。これは従来の6速MTをブラッシュアップしたものだそうだ。

《河口まなぶ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  2. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  5. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る