日立、無人ビークル第1号の受注目指す---RISCON

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日立、無人ビークル第1号の受注目指す---RISCON
日立、無人ビークル第1号の受注目指す---RISCON 全 1 枚 拡大写真

東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2006」(24日−26日)には、さまざまな防犯・防災装置が展示されているが、日立製作所のブースではちょっと変わった“クルマ”がある。

監視用無人走行ビークルがそれ。高さ1mほどの黄色い車体で、先端になにやらクレーンのようなものがある。重量は500kgで、電気で動く。

「人間が入っていけないところや危険なところへ行って、画像などを記録するクルマなんです。自力で走るのはもちろんのこと、障害物をよけるし、前についたハンドルでものを掴むこともできるんです」と日立関係者。

ほとんど社内で製作したもので、その制作費は一千数百万円とか。カーナビよりケタが2つ違うという高精度のGPSも搭載し、航空写真を取り込んで、PCで指示すれば、その通りに進む。最高速度は40km/h。

「量産していきたいが、まだ買ってくれるお客さんがいない」(日立関係者)とのことで、今回の展示会でPRしてなんとか第1号の受注をというわけだ。「要望によって、いろいろカスタマイズできますよ」と日立関係者は熱心にこのクルマついて説明をしていた。

《山田清志》

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