【新聞ウォッチ】日産、8年ぶり営業減益…ゴーン社長の「言い訳」も強気

自動車 ニューモデル 新型車
【新聞ウォッチ】日産、8年ぶり営業減益…ゴーン社長の「言い訳」も強気
【新聞ウォッチ】日産、8年ぶり営業減益…ゴーン社長の「言い訳」も強気 全 1 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2006年10月27日付

●ゴーン日産、初の営業減益、販売台数、国内16.9% 米10.2%減、9月中間(読売・9面)

●社説・自動車再編、米国から広がる波紋(朝日・3面)

●ソニー泣き笑い決算(朝日・13面)

●大揺れフェリー40時間遅れ(朝日・38面)

●ダイハツは業績過去最高(東京・8面)

●ゴーン社長に聞く、環境車、2010年までに集中投入(日経・3面)

ひとくちコメント

日産自動車が発表した2006年9月中間連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が8期ぶりの減益、経常利益も2期連続の減益となった きょうの各紙も「8年ぶり営業減益、ゴーン社長就任後初」(東京)などのタイトルで大きく報じている。

日産本社で会見したカルロス・ゴーン社長は「上期は新型車に乏しく、中間業績の落ち込みは計画の範囲内、下期に大きな成長をみせる」と強気一辺倒の姿勢を崩さなかった。

しかし、「失速、ゴーン流、必達目標で社内が疲弊」(毎日)、「日産、成長戦略にブレーキ」(日経)、「コスト管理優先、新技術で遅れも」(読売)などと批判的な記事も目立つ。必達目標を掲げながら、手振り身振りの大胆なパフォーマンスで復活神話を演じた“ゴーン劇場”もいよいよ幕切れの時間が迫ってきたようだ。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  3. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  4. 【スズキ GSX250R 試乗】ハンドリングは「小さなハヤブサ」!? 250ccらしからぬ独自の存在感…伊丹孝裕
  5. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る