【ミシュランX-ICE 2006モデル】比類なきドライ性能

自動車 ニューモデル 新型車
【ミシュランX-ICE 2006モデル】比類なきドライ性能
【ミシュランX-ICE 2006モデル】比類なきドライ性能 全 6 枚 拡大写真
2006年モデル ミシュラン『X-ICE』の雪道でのインプレッションを取るために、ニュージーランドはクイーンズタウン周辺で行なわれた取材の模様をリポートしていくことにしよう。

積雪状態にある山の上のテストコースで雪上と氷上の走行取材を行なった翌日、ドライ路面の一般道を数百km走るプログラムが設定されていた。他メーカーのスタッドレスタイヤにないドライ性能の高さをミシュランは強調したかったのだろう。

BMW『X5』に履いていたのは『ラチチュードX-ICE』というタイヤだ。これは基本的に通常のX-ICEと同じものであるが、SUV/RV/4x4用のタイヤサイズに関しては、それらのクルマにマッチングさせているものだ。

X5も重量級のフルタイム4x4のクラスに入るが、ラチチュードX-ICEはしっかりとしたグリップを発揮していた。

ニュージーランドは郊外なら一般道でも100km/hという制限速度になり、現地のクルマはみな、制限速度+αで走っていた。我々もその流れに乗って走るが、ハンドルの正確さ、コーナリング時の安定感など、あまりスタッドレスタイヤだからと心配するようなドライビングを必要としなかった。

X-ICEを履いた『MINIカブリオレ』にも乗った。ワインディングロードをクイクイと走る姿はまるで夏タイヤを履いているときと同じようで、通常のドライビングならば、スタッドレスタイヤを装着していることを気にする必要がないほどだ。グリップ限界付近の挙動は素直で穏やかだから、コントロールしやすいので安心だ。

X-ICEは雪国のドライバーにはスノー性能、アイス性能の高さが魅力だし、普段降雪に見舞われない地方のドライバーにとっては、ドライ路面の安心感が大きな味方となるだろう。

《こもだきよし》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  2. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る