【VW イオス 日本発表】世界初、5分割ルーフシステム

自動車 ニューモデル 新型車
【VW イオス 日本発表】世界初、5分割ルーフシステム
【VW イオス 日本発表】世界初、5分割ルーフシステム 全 5 枚 拡大写真

フォルクスワーゲン(VW)が世界初としている『イオス』の5分割ルーフシステム。ドイツのヴェバスト社と共同開発したルーフの動きはちょっと複雑だ。その上、通常のスライディングルーフの仕組みも合わせ持っている。

この複雑なシステムの操作はセンターコンソールにある2つのスイッチを使う。大きなシルバーのスイッチを停車時(1km/h以下)に押すと開く。現在の一般的なパワーウインドと同じ操作だ。ロック解除の操作の必要もなく、このスイッチを押し続けるだけでフルオートでオープンに変身する。

このとき、ルーフの動作はまず、前後左右のウインドウが下がる。次にスライディングルーフが後方に下がるとほぼ同時に、リアガラスとCピラーがルーフの上に重なる。この状態では、上からリアガラス、スライディングルーフ、ルーフの3枚のパネルが重なっている。

そして、その3枚が重なったまま、トランクリッドとリアシート横のフラップが開き、トランク内に収納される。

ルーフの中央に位置するパネルはスライディングルーフが開いたため、後方上から見てU字型になり、ちょうどトランクからリアシートの左右にかけての形になっている。そのままトランクからリアシート左右にかけてに収納され、トランクリッドとフラップが閉じ、さらに前後左右のウインドウが上がり、オープン状態の完成となる。

この一連の動きは約25秒かかり、その間はスイッチを押し続ける。挟み込みの恐れがあった場合は手を離せばすぐに動作は止まる。また、トランクリッドが開く際、後方に38cmの空間が必要だ。「2.0T」の一部を除きリアの駐車センサーによってクリアランスを計測し、不足の場合は警告が出る。

《正田拓也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  2. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  3. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  4. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
  5. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  6. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  7. ホンダ『N-VAN』一部改良、急アクセル抑制機能を装備…アウトドアスタイルの特別仕様も
  8. アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
  9. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  10. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”をちょっと触って、聴こえ方を変える!
ランキングをもっと見る