三菱自動車と同社のモータースポーツ統括会社MMSPは、5日から10日にかけてUAE(アラブ首長国連邦)で開催される2006年FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップ最終戦のUAEデザートチャレンジに、「チーム・レプソル三菱ラリーアート」から3台の『パジェロエボリューション』を出場させると発表した。
3台のうち1台は新開発の「MPR13」型のパジェロエボリューションで、ステファン・ペテランセルがドライブ。従来のMPR12型は、増岡浩とリュック・アルファンがドライブする。
UAEデザートチャレンジは毎年、ダカールラリー制覇を目論む強豪が集結する前哨戦としての役割を果たすレース。チームを率いるスポーティング・ディレクターのドミニク・セリエスは「UAEのステージは砂漠が主体で、しかも気温が非常に高くマシンの冷却系をチェックするのに適している。ドライバーにとってはダカールラリー前に難所である砂漠での走りを磨く最高の機会でもある」と話す。
4日にドバイで車検の後、5日にスタート。6日より砂漠での本格的なSSが始まり10日にアルーアイン・ハイウェイ付近でフィニッシュする予定。