トヨタ、通期世界販売を847万台に上方修正

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車は7日、9月中間決算を発表するとともに、通期の世界販売計画(連結)を期首時点より2万台多い847万台に上方修正した。

前期実績より49万6000台の増加となり、初めて800万台に乗せる。地域別では日本が前期より4000台少ない236万台としているが、北米は31万4000台多い287万台の計画。

一方、収益に直結する原価改善活動について、鈴木武専務は原材料の高騰を吸収したうえで、「通期には900億円の低減を図りたい」と述べた。

中間期の原価低減は、銅、アルミやレアメタルなどの高騰によって400億円にとどまった。鈴木専務は「ピークには年間で3000億円規模の成果を収めたが、現在の原価改善の力が落ちたとは思っていない」と、強調した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る