トヨタの業績上方修正で「足元固め、着実に成果」

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トヨタ自動車は7日、2007年3月期の9月中間決算と通期業績予想を発表した(既報)。中間期は欧米を中心とした販売の好調で売上高は前年同期比15.3%増の11兆4718億円、営業利益は35.1%増の1兆934億円といずれも過去最高を更新した。

中間決算での売上高10兆円、営業利益1兆円突破は初めてとなる。連結販売台数は日本とアジアが減少したものの、全体では前年より約31万台多い414万5000台だった。

通期は847万台の販売を計画。期首の予想より、売上高は1兆円多い23兆2000億円(前期比10.3%増)、営業利益は3000億円多い2兆2000億円(17.1%増)に上方修正した。

純利益は2400億円修正の1兆5500億円(13.1%増)を予想。中間決算について、鈴木武専務は「全社で進めている足元固めの取り組みが着実に成果をあげてきた」と評価した。

《池原照雄》

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