いすゞ自動車は、トヨタ自動車との資本・業務提携で、トヨタグループ入りしたとの報道を否定するコメントを発表した。
トヨタといすゞは、ディーゼルエンジンの共同開発やトヨタのハイブリッド技術などをいすゞに供給することと、トヨタがいすゞに5.9%出資することで合意した。
いすゞでは「ディーゼルエンジンに関する事業提携についての検討を2社間で合意したもので、いすゞがトヨタグループ入りしたものでは無い」とコメント、トヨタグループ傘下に入ったとの見方を否定した。
また、日野自動車との提携交渉を開始との報道に対しても「日野との関係は従来通りで、新たな事業提携交渉を開始した事実は無い」とこれも否定のコメント。
さらに、ポーランドと米国にある、いすゞとGMとのディーゼルエンジン合弁会社ISPOLと『D-MAX』の提携を解消し、トヨタがGMの出資分を引き取るとの報道に関しては「GMと従来通り継続する予定で、合弁解消の計画は無い。また、トヨタが事業参加する、またはGM保有株式を引き取る事実は無い」と明確に否定した。