三洋電機は9日、約28万画素の4.5インチタッチパネル液晶と1GBフラッシュメモリを搭載したポータブルカーナビゲーション「ミニゴリラ」2機種を発表、11月20日より発売する。
いずれのモデルもGPSアンテナを内蔵し、エコドライブ診断機能やセキュリティコードも搭載される。本体側面にはSDカードスロットが設置されているが、地図の更新のみで音楽や画像の再生機能は持たない。
記憶媒体にフラッシュメモリを用いたメモリーナビへのマーケットは、国内メーカーとしては初。ヨーロッパや北米ではPND(Personal Navigation Device)と呼ばれている簡易型のカーナビが爆発的な普及を遂げており、日本でも数機種が輸入販売されているが、欧米のようなヒットには至っていない。今後PNDが日本のマーケットに果たして受け入れられるかどうか、注目が集まる。
価格は、ベーシックモデルの『NV-M10』が7万8750円、ワンセグTVチューナーを内蔵した上位機種の『NV-SD10DT』が9万1350円。