7日、スズキが発売した新型『セルボ』の特徴的なデザインは、歴代セルボにそのモチーフを感じさせるものがある。
セルボは1977年に初代が登場、軽自動車のスペシャリティーカーとして開発され、スズキのなかで、スタイリッシュ&スポーティの代名詞として歴代セルボは存在してきたとされる。
今回発売された新型セルボの、特にリアに向かって跳ね上がっていくピラーのデザインなどが、初代や3代目にそのモチーフを感じられる。
歴代セルボは合理性とファッション性を兼ね備え、女性ユーザーやヤングファミリーといった新しいマーケットを切り開いてきた。今回の新型セルボでも空間&機能追求箱形デザインでない新ジャンルの開拓を目指しており、商品企画の基本も、実用一辺倒ではなかった歴代セルボと重なっている。