6日朝、埼玉県熊谷市内の県道で、集団登校をしていた小学生の列に対し、前方から走ってきた乗用車が次々に接触する事故が起きた。2人が軽傷を負ったが、クルマはその場から逃走しており、警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始している。
埼玉県警・熊谷署によると、事故が起きたのは6日の午前7時25分ごろ。熊谷市上之付近の県道を集団登校のために歩いていた小学生児童6人の列に対し、前方から走ってきた乗用車が突っ込んだ。
クルマはこのうち2人と次々に接触。9歳の女児と8歳の男児が腕などを打撲する全治2−3週間の軽傷を負ったが、クルマは周囲の人たちの制止を振り切り、猛スピードでその場から逃走した。
警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。「若い女が運転する白っぽいクルマだった」という目撃情報もあり、警察では付近に左ミラーなどを損傷したクルマがないか調べを進めている。