【デザインインタビュー】変ってもファミリー

自動車 ニューモデル 新型車
【デザインインタビュー】変ってもファミリー
【デザインインタビュー】変ってもファミリー 全 6 枚 拡大写真

新型スズキ『セルボ』のデザインをとりまとめた結城康和チーフデザイナーに、ブランドフィーリングについて聞いた。『スイフト』では「スズキが変わった」と思ってもらうためのデザインを手がけたそうだ。《インタビュア:松本明彦》

結城 「そんな中でも、実は、例えば『ワゴンR』に通じる縦目のヘッドランプを取り入れたり、ルーフのたたずまいや、Bピラーでボディを切ったときの断面に、『カプチーノ』のエッセンスを加えていたり、ショルダーの前後で落ちるデザインテーマは『ラパン』と関連させていたり、というような処理を“スズキ車として感じてもらえるフィーリング”として、こっそり入れてあります

−−スイフトだけでなく、『MRワゴン』以降の軽自動車も、その立体感、カタマリ感が今までの軽にないくらい強く表現され、他社との違いを感じます。

結城 はい、その後のMRワゴンでは、スイフト同様に、カタマリ感や安定感、軽では限界というくらいの立体造形や、瑞々しい面質を取り入れながら、新しさを出しました。

同時に、実は、Aピラーのブラックアウトの記号性もスイフトゆずりですし、フロントガラスからルーフにつながる中央(0BL)の断面や、室内から見た前方の視界の取り方を、ほぼスイフトと同じにしたりしました。

また、フェンダーからリアバンパーにつながる造型も、構成としては旧型MRワゴンを踏襲していたりして、これも、店頭で並んでいるときに、ファミリーとして感じてもらえる造形にしています。

《松本明彦》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る