日産ディーゼルとボルボ、シナジー効果は年間270億円!!

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日産ディーゼルとボルボ、シナジー効果は年間270億円!!
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日産ディーゼル工業は、ボルボ(商用車)グループとの提携によるシナジー効果が両社による共同検討の結果、今後5年の間に、年間2億ユーロ(約270億円相当)と想定され、その大半が日産ディーゼルで発生する見込みと発表した。

日産ディーゼルとボルボ社との提携協議は、ボルボ社が今年9月に持株比率を19%に引き上げて以降、シナジー効果について検討してきたが、今回両社で構成するアライアンスチームの初期共同作業が完了、検討結果を公表したもの。

日産ディーゼルの仲村巖社長は「最もスケールメリットがあり、かつ早期に達成可能な事業領域は調達であり、数量拡大による日産ディーゼルの原価低減効果は顕著である」とした上で、「商品開発、エンジン、パワートレイン及び販売などの事業領域でも同様のシナジー効果が期待できる」としている。 

ボルボ社は、今年3月に、日産自動車から日産ディーゼルの普通株式の13%を取得するとともに、6%を追加取得する買取オプションを取得した。その後、9月には買取オプションを行使し、同時に日産ディが発行する優先株式についても発行残高の全額である345億円(発行価額)を買取った。

今後ボルボ社が優先株式全てを日産ディーゼルが取得するのと引き換えに普通株式の交付を受ける場合、ボルボ社は2008年4月には発行済普通株式総数の41.9%相当を、また2014年には発行済普通株式総数の46.5%相当の出資比率となる。

《レスポンス編集部》

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