日産ディーゼル、トラック販売競争激化で増収減益

自動車 ビジネス 企業動向

日産ディーゼル工業が発表した2006年9月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比1.8%の2483億円、営業利益が同4.9%減の148億円と、増収減益だった。

新車販売は、国内が同0.9%減の10万6000台と微減だった。国内普通トラックの全需は、同8.3%増の5万6428台と好調に伸びた。しかし、販売競争が激化し、同社は値引き競争を抑えた。普通トラックのシェアは1.4ポイントマイナスの17.3%にとどまった。

一方の海外販売台数は、同13.7%増の10万8000台と、2ケタの伸びだった。海外販売が好調だったため、売上高は増収だった。

収益面では、売上増で20億円の増益効果があったものの、資材費の高騰や開発費の増加、営業費用の増加で30億円の減益効果があった。このため、経常利益は同6.4%減の146億円だった。

当期純利益は、法人税などで73億円の減益効果があり、同48.7%減の87億円にとどまった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
  2. 高級車ブランド「ジェネシス」、新型ミッドシップでGTレース参戦へ意欲「もちろん富士6耐でるよな?」と期待の声
  3. トヨタ、新型スポーツカーを予告…12月5日ワールドプレミアへ
  4. 日野自動車・人事異動 2026年4月1日付
  5. エンジンルーム内の熱対策に効果! スバル『WRX STI』用冷却プレートをタナベが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る