トヨタ、12月から安全運転支援システムの公道実験

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トヨタ自動車は30日、ITS技術の活用で交通事故の低減を目指す「インフラ協調安全運転支援システム」開発の一環として、12月4日から豊田市で車両100台による公道走行実験に参画すると発表した。

新交通管理システム協会(UTMS)が主催するもので、トヨタの社員を含む一般市民の車両70台とタクシーなど30台の計100台が参加する。全車両にはドライブレコーダーを搭載、また市民の車両のうち50台には道路インフラから発信される情報をカーナビで受信する装置を搭載する。

実験では事故多発交差点に設置した通信機から、光ビーコンで赤信号や一時停止規制などの情報を発信する。カーナビで情報を受信する車両とそれ以外の車両のドライバーがどのような運転行動を起こすか、ドライブレコーダーから分析して今後の車両開発やインフラ側の整備などに役立てる。

情報を発信する交差点は豊田市内の5カ所。実験は2007年5月まで実施する。警察庁が推進する「安全運転支援システム」構築の一環となるもので、実験には愛知県警や豊田市が協力する。

《池原照雄》

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