『ストラーダHDS625』は昨秋発売された『HDS620』のマイナーチェンジモデルとなる。使いやすい「簡単ツートップメニュー」を継承しているが、細かなところで改良を加えてさらに使いやすくなっているのがポイント。
左側にオーディオメニュー(緑色)、右側にナビメニュー(青色)を配置しているというのは変わらないが、フロントに出す以外の機能を呼び出す「すべてキー」が大型化し、タッチしやすくなった。メニュー項目の文字も背景部分とのメリハリをつけやすくするため、フォントサイズの見直しが図られるなど、ひと目見ただけでわかる操作性を追求している。
施設名称の入力に使う50音キーは、従来モデルは白抜きだったが、今モデルでは白ベースのキーに黒文字で表記するレイアウトに改められた。DVDビデオの操作画面ではキー配列自体を見直しており、操作性が格段に向上している。
地図画面にも改良が施された。アンチエイリアス処理を強化、道路や建物などの表示でギザギザ感を減らしている。3D画面ではビルの描画方法を改め、手前に接近してきたビルを透過させることで道路表示を見やすくするという工夫を施した。一方通行の表示も分かりやすく、誤進入を防ぐなどの対策がなされている。
2D画面で表示される案内ルートは濃淡をつけることで立体感があるように演出したほか、地図自体の配色や描画スタイルを変更できる「マップセレクト」も用意。自分の好みに応じた切り替えができる。
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