救急車のカーナビが故障して…

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英国ロンドンのイルフォード地区にある病院から、一台の救急車が出発したのが午前3時のこと。20kmほど離れたブレントフォード地区にある専門医のところに、一人の患者をつれていくためだった。

この救急車の運転手は、初めて行く病院だったことから、道を間違えないようにサテライト・ナビゲーション・システムを起動させた……。

一方、救急車を待ち受けていたブレントフォード地区の病院では、わずか30分の距離なのに、いつまでたっても救急車が到着しないことを訝しんでいた。出発から4時間がたったところで、救急車に連絡をとってみた。

すると、その救急車は、なんとロンドンから約300km離れたマンチェスター付近を走行中であることがわかった。カーナビの誤った指示に従った結果で、救急車の運転手は、あわててロンドンに引き返してきた。

移送された患者は、もともと緊急事態ではなかったことから、幸い、往復8時間の長旅でも容態の変化はなかったという。カーナビのシステムエラーが原因だったが、「常識を働かせれば、途中で間違いに気づいたはず」と、英紙は運転手を非難している。

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