大矢アキオ『喰いすぎ注意』…イタリア人がクリスマスに選んだ日本車

自動車 社会 社会
大矢アキオ『喰いすぎ注意』…イタリア人がクリスマスに選んだ日本車
大矢アキオ『喰いすぎ注意』…イタリア人がクリスマスに選んだ日本車 全 6 枚 拡大写真
3
あの「瞬間芸」

食後のお楽しみは、ツリーの下に置いておいたプレゼント交換である。昨年のことだ。ボクあてのプレゼントを見つけた。友人のファビオ医師からだった。

開けると、木製のおもちゃが入っている。器用な医師は、余暇を利用した木工を趣味としているのだ。リアウィンドーがクリフカット、つまり逆反りになっている。まさか医師がマツダ初代キャロルを知っているはずがない。ボクは、とっさに「おっ、ルノー『メガーヌ』っすね」と言った。

すると医師は一瞬ムッとしてから、「WiLL『Vi』!」と叫んだ。そう、あのWiLL Viである。6年前彼が日本旅行をしたときだ。ボクが連れて行った東京のアムラックス・トヨタで、WiLL Viは当時スター的存在だった。彼は東洋の大都市・TOKIOの思い出とともに、あのトヨタの瞬間芸をしっかりと覚えていたのだ。
  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 続きを読む

《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  2. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  3. スバル『BRZ』、2026年モデルを米国発表…価格据え置きで2026年初頭発売へ
  4. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  5. BMW 3 / 4 シリーズの「M」、392馬力にパワーアップ…マイルドハイブリッドも搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る