フォードが組織改正…ムラーリーCEOの直属を増員、マツダ出身者を積極登用

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フォードが組織改正…ムラーリーCEOの直属を増員、マツダ出身者を積極登用
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フォード・モーター・カンパニーのアラン・ムラーリー社長兼最高経営責任者(CEO)は、グローバルの資産と生産能力を活用し、世界の各市場と顧客に重点を置くための組織再編を発表した。

新体制では、自動車事業部門のリーダーであるマーク・フィールズ氏(ジ・アメリカズ担当)、ルイス・ブース氏(欧州フォード、プレミア・オートモーティブ・グループ担当)、ジョン・パーカー氏(アジア・パシフィック・アンド・アフリカ、マツダ担当)がムラーリーCEOの直属となる。3氏はともにマツダの取締役を経ており、フォードのマツダ閥を積極的に登用する。

デリック・クザック氏は、グローバル商品開発部門を率い、ムラーリーCEOの直属となる。クザック氏は、ジ・アメリカズ(北米・南米)向け商品開発も引き続き担当する。メイズ氏は今後もフォードのデザイン部門を率い、クザック氏をサポートする。

購買担当のトニー・ブラウン氏、品質およびアドバンスド・マニュファクチャリング・エンジニアリング担当のベニー・ファウラー氏、IT担当のニック・スミザー氏、チーフ・テクニカル・オフィサー(CTO)のリチャード・パリー・ジョーンズ氏もムラーリーCEOの直属となり、フォードのグローバル資産を活用し、自動車事業部門をサポートする。このほか、ムラーリーCEOの直属の部下に変更はない。

ムラーリーCEOは「統合されたグローバル商品開発チームが自動車事業部門をサポートすることで、フォードのグローバルの資産や生産能力を最大限に活用でき、顧客が好む新型車をより効率的に開発することができる。この新体制で、フォードのチームが一丸となって相互に協力しあい、品質と生産性を引き続き向上させ、商品開発プロセスを加速していく」と語った。

《レスポンス編集部》

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