マツダの井巻久一社長は、新型車『CX-7』の発表会見で、「来年3月に新しい中期経営計画を発表する」と述べた。
同社は現在、中期経営計画「マツダモメンタム」の最終年度となっているが、販売台数の一部下方修正があったものの、6期連続で増収増益となって過去最高益を更新するなど、業績は好調に推移している。井巻社長は新中期経営計画は「10年後のマツダの姿をにらんだものにする。意欲的な商品を投入して成長軌道を確かなものにしていく」としている。
新しい中期経営計画では、生産体制の再編や環境対策を重視した新商品計画が盛り込まれる見通し。
また、井巻社長はタイや北米で工場を新設するとの報道について「私も新聞を見て驚いた」と述べるにとどめた。