【日産 AD 新型発表】 AD と ADエキスパート の違い

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【日産 AD 新型発表】 AD と ADエキスパート の違い
【日産 AD 新型発表】 AD と ADエキスパート の違い 全 5 枚 拡大写真

今回登場した『AD』と『ADエキスパート』の違いは、外見で前後バンパーのボディ同色カラー化と、ドアのサッシがボディ色のままか、黒塗りされているかの違いだけ。あとは搭載エンジンが「AD」は1.2リットル(CR12DE)と1.5リットル(HR15DE)。「ADエキスパート」は1.5リットル(HR15DE)と1.8リットル(MR18DE)となる程度。販売店が異なるトヨタの『プロボックス/サクシード』のような関係とは違う。

【画像全5枚】

AD/ADエキスパートは、旧型『ウイングロード』をベースとした旧ADバンと、『アベニール』をベースとした旧エキスパートのそれぞれの後継でクラスの異なる車種の統合となった。エキスパートからの乗り換えでは荷室が若干広くなり、最大450kgの積載重量も維持。ADバンからの乗り換えでは荷室、積載重量ともアップする。

ADエキスパートとして上級車種を残した理由としては、1.8リットルエンジンの搭載が挙げられる。営業範囲が広い場合など、長距離移動が多い使われ方では大排気量が好まれるという。ほかにも、ADエキスパートには仕事だけでなくプライベート利用でも利用できるような上級感を持たせたという。両車では同じ1.5リットル搭載グレードがあるが、外見だけでなくシート表皮やオプション装備の違いなども差別化が行なわれている。

なお、今回のAD/ADエキスパートはAT車のみの設定。すでにビジネスの現場ではAT免許所持者の比率が高まるなどMT車の需要は少ないのが理由。MT車については旧型ADバンが継続生産される。

また、旧型ADバンではマツダ『ファミリアバン』としてOEM供給しているが、新型もOEM供給が行なわれる見込みだという。

《正田拓也》

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