住友電工、産業機械用ブレーキ事業を三陽商事に売却

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住友電気工業は、2007年4月1日付けで、住友電工の産業機械用ブレーキ事業を三陽商事に事業譲渡することで合意したと発表した。

産業機械用ブレーキは、天井走行クレーン、工作機械等の回転停止・抑速等幅広い産業設備に使用されるディスクブレーキだ。

住友電工は、1964年に国内で初めてディスクブレーキの生産を開始、以来市場ニ−ズに対応し、自動車用のディスクブレーキ、ディスクパッド、アンチロックブレーキシステム(ABS)をはじめ、産業用、鉄道用など様々な分野でブレーキ製品の開発・製造を行ってきた。

三陽商事は、1996年から住友電工の特約店として、産業機械用油圧ディスクブレーキの販売を行うとともに、グループ会社で産業機械用クラッチ、各種ブレーキ製品を製造するなど、産業機械用ブレーキ事業分野の市場を開拓してきた。

今回、両社は来年4月1日に、住友電工の産業機械用油圧ディスクブレーキ装置及び関連部品の開発、製造、販売等に関する事業等を三陽商事に事業譲渡することで合意した。この事業譲渡により、三陽商事は油圧ディスクブレーキの製造を自社内に取り込むこととなり、産業用ブレーキ分野で幅広い開発提案力を強化し、競争力のある製品の開発や受注拡大を目指す方針だ。

《レスポンス編集部》

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