全国軽自動車協会連合会が発表した2006年の軽自動車の販売台数は、前年比5.2%増の202万3619台と200万台の大台を突破し、3年連続のプラスとなるとともに過去最高を記録した。
車種別の内訳は、乗用車が150万7598台で、同8.7%増となり、過去最高となった。各メーカーが相次いで新型車を投入したほか、ガソリン価格の高騰などから小型車に需要がシフトする動きが加速、3年連続プラスとなった。貨物車は51万6021台で、同3.8%減となり、3年ぶりマイナスとなった。貨物車の内訳はボンネットバンが6万8714台で、同11.4%減、キャブオーバーバンが20万4838台で同3.9%増、トラックが24万2469台で同7.4%減だった。
同連合会では2007年の軽自動車新車販売予測台数を196万台、2006年対比で3.1%減と発表した。2006年が新型車投入の当たり年という特殊な要因があったことなどから、今年はマイナスを予想している。