暴走族封圧成功か 雪の05年より検挙数減少…初日の出暴走

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警察庁交通指導課の発表によると、年末年始の「初日の出暴走」による07年の検挙人数は、降雪で高速道路などが通行止めだった05年よりも少なく、過去最低となったことがわかった。

07年の全国の検挙人員は、道路交通法違反372人(この内整備不良87人)、その他5人の合計377人だった。この総数は、降雪で中央道や首都高速に通行規制がかかった05年の394人よりも少ない。

警察庁は、06年12月30日から今年1月3日の取締りに延べ2万1000人を動員したが、昨年の対策より約2000人少なかった。

ただ、暴走に参加したと見られる人数は、昨年、一昨年と比べても横ばいで減少傾向とはいえない。昨年の参加人員は1920人と2000人を割り込んだが、今年は2093人と再び2000人を超えた。110番通報は763件。昨年よりは少なかったが、05年の695件を超えた。

暴走族が高速道路を占拠するという年末年始の騒乱は、変化しつつある。

●検挙人員(警察庁調べ)
検挙理由:05年対策/06年対策/07年対策
道路交通法違反:391人/465人/372人
うち整備不良:88人/80人/87人
そのほか:3人/2人/5人
合計:394人(7人)/467人(12人)/377人(9人)
※括弧内は逮捕者数で合計の内数

《中島みなみ》

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