東日カーライフグループは、昨年12月20日に発表した2006年9月中間期の連結決算の訂正内容が確定、関東財務局に提出したと発表した。
中間期を訂正したのは、監査法人による監査による指摘を受けて、連結子会社のカーネット車楽の債権債務の残高内容を調査した結果、システム連動状況の問題点、会計帳簿記録内容の不備などが発覚した。仕入れが二重計上されるなどのシステムの不具合が見付かり、経理担当者が手作業による経理修正処理を繰り返したことなどから経理処理にミスが生じた。不正な処理や作為的な粉飾処理では無いとしている。
中間期の連結決算は、売上高が前年同期比12.2%減の552億2900万円に修正した。また、営業損益は訂正前は3300万円の黒字としていたが8億5100万円の赤字へ、経常赤字が7億200万円から15億4600万円に、当期赤字が26億5400万円から36億8000万円にそれぞれ赤字が拡大した。
通期の業績見通しも売上高は1160億円から1130億円に修正したほか、経常利益は2億円から、11億円の赤字、当期赤字が22億円から37億円に修正した。