13日に行われた日産自動車新社屋起工パーティでは、同社のカルロス・ゴーン社長兼最高経営責任者、神奈川県の松沢成文(しげふみ)知事、横浜市の中田宏市長が挨拶した。
ゴーン社長は、全て日本語で挨拶した。「新本社は、日産がグローバル企業として更なる成長をするためのグローバル本社と位置づける。この本社が、日産発祥の地横浜、そして神奈川の地域一体となって成長出来ることを願って止みません」と語った。
続いて松沢知事が登壇し、「日産自動車には神奈川経済の牽引役を期待したい。県としても電気自動車の普及推進に期待している」と語った。
中田市長は、日産の横浜エンジン工場が横浜市の企業立地促進条例適用第1号となったことを紹介し、自らが「日産の本社も横浜に移したらどうか?」と打診したエピソードを紹介。後日ゴーン社長サイドから、「あれはどの程度本気で言ったのか?」と問い合わせがあり、「これは脈ありだ!」と思ったと語った。