【新聞ウォッチ】GM新車販売、昨年は世界一の座死守

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2007年1月18日付

●利上げ見送りへ日銀、消費・物価なお見極め(読売・1面)

●GM昨年の新車販売909万台(読売・8面)

●ガソリンスタンド、災害対策強化、設計強固、支援活動の拠点に(朝日・10面)

●自動車7社が資金拠出意向、都のぜんそく医療助成(朝日・30面)

●社説・東京大気汚染訴訟、国は都の提案を受け入れよ(毎日・5面)

●トヨタ、中国での販売、30万台超す(毎日・9面)

●富士火災が専用車導入、保険金支払い被災地で手続き(東京・9面)

●ディーゼルエンジン、プジョーから調達、三菱自動車、欧州向けSUV搭載(日経・11面)

●世界販売2%増、いすゞ、計画発表、今年、生産は6%増(日経・11面)

●三菱ふそう、きょう5万台リコール、ハブ欠陥、再交換も1万台(日経・38面)

ひとくちコメント

米GM(ゼネラルモーターズ)が公表した06年の世界新車販売台数は前年比8万台減の909万台だったという。きょうの読売などが報じているが、トヨタ自動車の06年世界販売見通しである約880万台を抑え、世界一の座を死守するのは確実。

しかしながら、トヨタとの差は前年の約100万台から約30万台に縮まり、07年にトヨタは934万台を見込んでおり、GMが驚異的な回復をみせない限り、トヨタが世界1位に躍り出ることはほぼ間違いない。

GMは北米市場での販売不振が続き経営が悪化しているが、経済成長の続く中国や南米での販売増で2年連続900万台をキープ、とりあえず昨年は意地を示した格好だ。

《福田俊之》

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