過去の経験を活かしてカーナビを盗む、余罪は50件超

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愛知県警は17日、愛知県刈谷市内にある中古車販売店の展示車両の窓ガラスを破壊し、カーナビゲーションを盗み出していたとして41歳の男を窃盗の現行犯で逮捕した。愛知県内では同様の事件が相次いで発生しており、警察では余罪についても調べを進める方針だ。

愛知県警・刑事特捜隊によると、窃盗容疑で逮捕されたのは名古屋市名東区内に住む41歳の男。この男は17日の午前2時40分ごろ、刈谷市富士見町付近にある中古車販売店に侵入。屋外に展示されていた乗用車の窓ガラスを破壊し、カーナビ(時価約10万円相当)を盗んだ疑いがもたれている。

周辺では2006年1月ごろから同様の被害が相次いでいたが、捜査の過程で被害車両から盗まれたカーナビと同型のものが県内のリサイクルショップに持ちこまれていることを突き止めた。店側に残っていた売却者の記録から男の存在が浮上。内偵捜査を続けていたところ、17日未明にこの男が中古車販売店に侵入。犯行に及んだことから現行犯で逮捕した。

男は過去に自動車整備工場に勤務していた経験があり、カーナビをクルマから取り外す作業は5分程度で行えたという。調べに対しては「真夜中の中古車販売店は人目につきにくい」と供述。「今までに50-100件近くは同じことをやっている」と余罪をほのめかしており、警察ではさらに捜査を続けている。

《石田真一》

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