飲酒運転のクルマ、対向車線のクルマを弾き飛ばす

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17日朝、熊本県嘉島町内の国道266号で、対向車線側に逸脱してきた乗用車と、順走していた軽乗用車が正面衝突する事故が起きた。衝突速度が速かったためか、軽乗用車は弾き飛ばされて後続車にも衝突。2人が打撲などの軽傷を負っている。

熊本県警・御船署によると、事故が起きたのは17日の午前8時55分ごろ。嘉島町上島付近の国道266号で、走行中の乗用車が対向車線側に逸脱。順走していた軽乗用車と正面衝突した。

乗用車の速度が速かったためか、軽乗用車は衝突後に後方へ弾き飛ばされ、後ろから進行してきた乗用車とも衝突。車両3台が関係する多重衝突事故に発展した。この事故で軽乗用車と、巻き込まれ被害に遭った乗用車の運転者が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けた。

逸脱車を運転していた27歳の男からは呼気1リットルあたり0.24ミリグラムのアルコール分を検出。警察ではこの男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。業務上過失傷害容疑でも調べを進めている。男は「朝方まで酒を飲んでいた」と供述しており、警察では飲酒量の特定を急いでいる。

《石田真一》

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