日野自動車は、1月6〜21日まで、ポルトガルのリスボンからセネガルのダカールに至る、6カ国を舞台に繰り広げられたユーロミルホー・ダカールラリー2007(通称=パリダカ)で、17年連続完走、カミオン(トラック)の部排気量10リッター以下でクラス優勝を果たした。
日野は、世界で最も過酷といわれるパリダカに1991年から参戦しており、毎年苛酷なレースを勝ち抜くために、車両耐久性、走行性、信頼性など、あらゆる技術を結集させ挑戦している。
前回大会からチーム名を「日野チームスガワラ」と一新、日野は、史上最多出場・最多連続完走記録を持つ、菅原義正氏率いるチームスガワラとの協業体制を強化している。さらに、今大会に向け、車体周りの空力性能を向上させた新型車両の開発や、メカニック増員などにより、磐石な布陣で臨んだ。
今大会での、17年連続完走、カミオンの部排気量10リットル以下クラスでの優勝により、同社では技術力・商品力の高さを実証することができたとしている。