スズキの鈴木修会長、旧GM保有株は金庫株として保有継続

自動車 ビジネス 企業動向

スズキの鈴木修会長は25日、東京で記者会見し、昨年3月に米GM(ゼネラルモーターズ)の出資比率引き下げに伴って買い上げた自己株式を当面、金庫株として保有する方針を明らかにした。

この保有株は、GMがスズキへの出資比率を20%から3%に引き下げるのに伴い、市場への影響を配慮して放出分を約2300億円で買い上げたもの。

この時はスズキが1年保有後、GMの求めに応じて買い戻しの協議に応じるとしていた。しかし、GMはスズキに再出資できる状況にはなく、1年経過後もスズキが継続保有することとなった。

鈴木会長は「実質無借金経営を続けており、資金面で問題はない。(自己株式は)そのまま置いときゃいいわということ」と述べた。

また、昨年11月に日本でGMのリック・ワゴナー会長と会談し「長期的、戦略的に現在の提携関係を維持していくことで合意している」と語った。

GMの経営再建については「底力があり、回復は意外と早いかもしれない」との見通しを示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る