スタンレー電気が発表した2006年4-12月期の連結決算は、売上高が前年同期比9.7%増の2504億円、営業利益が同33.7%増の302億円となり、大幅な増収増益を達成した。
自動車機器事業は、アダプティブフロントライティングシステム(AFS)やディスチャージヘッドランプ、LEDリアコンビネーションランプなど、付加価値の高い製品の生産が増加した。二輪事業も国内及びアジアで堅調に推移した。また、電子機器事業では、LEDや車載向け高品位モノクロ液晶なども伸張、売上高、営業利益ともに増加した。
経常利益は同31.5%増の324億円、当期純利益が同32.5%増の192億円だった。
通期の業績見通しは、第3四半期まで堅調だったため、上方修正した。売上高は3390億円、経常利益が433億円、最終利益が260億円になる見通し。