【新聞ウォッチ】強引な割り込み車、接触しなくても実刑判決

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【新聞ウォッチ】強引な割り込み車、接触しなくても実刑判決
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【新聞ウォッチ】強引な割り込み車、接触しなくても実刑判決

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2007年2月1日付

●5代目デリカ発売、13年ぶり全面改良(読売・10面)

●ガソリン販売、32年ぶり前年割れ(読売・10面)

●04年リコール漏れ、ふそう新たに288台 国交省改善指示(読売・37面)

●東名 無謀割り込み車、接触なくても実刑、横浜地裁、異例判決 死傷事故を誘発(読売・39面)

●ジャパン鉄鋼、戦略は 業界1、2位の社長に聞く(朝日・13面)

●北米販売が好調、売上高過去最高、ホンダ(朝日・13面)

●救急車出動初の減少? 06年見込み、事故・インフルエンザ減影響(朝日・38面)

●車載ソフト開発トヨタ陣営強化、「クルマの電子化」に対応(日経・13面)

●日産自動車、業績足踏み傾向 今期、営業利益の達成微妙(日経・17面)

●ダイハツ29%増益、4-12月経常 海外販売伸びる(日経・17面)

ひとくちコメント

東名高速道での強引な割り込み運転が原因で、後続車が死傷事故を起こしたが、被告の車が事故車に接触していない場合でも実刑(禁固3年6月)になるという極めて異例の判決が横浜地裁であった。きょうの読売が社会面のトップで報じている。

判決によると、被告は後方を確認しないまま乗用車を、路肩寄り走行車線の第1車線から中央寄り追い越し車線の第3車線に一気に2車線分変更、後続車の前に割り込んだ。第3車線を走行していた4人乗りの乗用車は追突しそうになったため急ハンドルを切り、中央分離帯に衝突、2人が死亡、ほかの同乗者2人も重軽傷を負ったという。

裁判官は「目撃証言から15メートル程度に接近したと認められる。追突の危険を生じさせたことは明らか」として実刑を言い渡した。危険な追い越しによる事故は、車同士の接触がない場合、立件は難しいが、「今回は複数の目撃者がいたことが決め手となった」(読売)とみられる。

《福田俊之》

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