日産ディーゼル4−12月期連結決算…減収減益 国内販売低迷で

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日産ディーゼル工業が発表した2006年4−12月期の連結決算は、売上高が前年同期比0.4%減の3471億円、営業利益が同10.5%減の186億円と、減収減益になった。

売上げの内訳は国内が同5.1%減の2086億円、日産向けが同10.1%減の593億円、海外が同26.3%増の792億円だった。期中の国内の新車販売台数は、ディーゼル排出ガス規制強化による特需が年後半で一巡したことや販売競争の激化で同10.7%減の13万4000台だった。海外販売台数はアフリカや北米、中東が好調で同10.7%増の16万5000台だった。

収益では、経常利益段階で、売上げ改善で1億円、合理化で9億円の増益効果があったものの、原材料高騰で18億円、開発費の増加で5億円、営業費用の増加で10億円の減益効果があった。このため、同10.9%減の183億円と大幅減益だった。

当期純利益は、法人税などが増加などで、同43.9%減の104億円だった。

通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。

《レスポンス編集部》

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