「動物に当たったと思った」と、死亡ひき逃げ容疑を否認

自動車 社会 社会

京都府警は7日、5日に舞鶴市内の国道27号で死亡ひき逃げ事故を起こしたとして、石川県能美市内に在住する53歳の男を業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕した。容疑を否認しているという。

京都府警・交通指導課によると、問題の事故は5日午前に発生した。舞鶴市十倉付近の国道27号を巡回していた道路管理作業員が、道路から約3m下の側溝に男性が転落しているのを発見した。側溝に転落していたのは前日から行方不明になっていた81歳の男性で、発見当時にはすでに死亡していたが、大型車にはねられたような痕跡が残されていた。

警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。現場に落ちていた破片や、通行記録などから容疑車両の絞込みを進め、最終的に石川県白山市内にある運送会社の大型トラックが事故を起こしたと断定。このトラックを運転していた53歳の男を逮捕した。

調べに対して男は「飛び出してきた鹿のような動物を避けた」と供述。「直後に何か当たったような気はしたが、動物だと思って特に確認しなかった」などとして、ひき逃げ容疑を否認している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る