クルマの前に立っていた男児、母が気づかずにはねる

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9日午前、岐阜県各務原市内のアパート駐車場で、33歳の母親が運転するワゴン車に2歳の男児がはねられた。クルマの前に立っていることを気がつかずに発進したことによる事故で、男児は頭部を強打して間もなく死亡している。

岐阜県警・各務原署によると、事故が起きたのは9日の午前9時20分ごろ。各務原市おがせ町付近のアパート駐車場で、このアパートに住む33歳の女性がワゴン車に乗り込んで発進しようとしたところ、クルマの正面にいた2歳の男児をはねた。

男児はクルマを運転していた女性の二男で、すぐに近くの病院へ収容されたが、頭部を強打しており間もなく死亡している。警察では運転していた女性から業務上過失致死容疑で事情を聞いている。

クルマには死亡した男児と双子の兄弟である2歳の長男が同乗していたが、女性は二男もクルマに乗っていると思い込み、前方の注視をせずに漫然とクルマを発進させたらしく、警察ではこれが事故の原因とみている。

《石田真一》

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