【春闘07】トヨタなど交渉が一斉にスタート

自動車 ビジネス 企業動向

自動車各社の労組は14日、2007年春闘の要求を提出、3月14日の回答日に向けて1カ月の交渉が一斉にスタートした。一部を除き、昨年に続いて定昇相当分以外の賃上げも要求している。

トヨタ自動車は、賃上げが昨年の回答を500円上回る1500円、年間一時金は昨年の回答より21万多い258万円で過去最高となる。ホンダは賃上げが1000円(昨年妥結600円)、一時金は昨年の6.65カ月を下回る6.6カ月の要求となった。

また、日産自動車は平均賃金改定原資として昨年の妥結と同じ7000円、一時金も同様に6.3カ月の要求。一方、経営再建中の三菱自動車工業では昨年に続いて賃上げ要求は見送られた。一時金は昨年の回答を0.6カ月上回る3.6カ月の要求となった。

マツダは、昨年ゼロ回答だった賃上げについては1000円、一時金については業績好調を背景に昨年を0.1カ月上回る5.8カ月の要求となっている。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  5. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る