ミクニは、イタリアのMVアグスタ社から、二輪車ハスクバーナのフューエルインジェクション(FI)モデル用のエンジンマネージメントシステムと主要コンポーネントを受注し、これの量産を開始したと発表した。ミクニはMVアグスタ社に年間1万台を供給する。
二輪車市場では、クリーンな排ガス、低燃費のため、キャブレタからFI化に移行している。ミクニでは、これに伴ってエンジン吸排気系及び燃料供給コンポーネントの開発及び新製品を供給してきたが、今回エンジンコントロールユニットまで含めたエンジンマネージメントシステム全体の開発と、その供給を開始することになった。
今回供給するシステムは、排出ガス基準のユーロIIIをクリアしながら緻密な電子制御によって気化器を大幅に上回る動力性能を確保したとしている。