救急車に突っ込んだクルマ、酒に酔った消防士が運転

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11日未明、新潟県新潟市内の国道116号で、緊急走行中の救急車と、軽乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。救急車側の4人が打撲などの軽傷を負っている。事故は軽乗用車側の飲酒運転が原因で発生したが、運転者は現役の消防士だった。

新潟県警・新潟中央署によると、事故が起きたのは11日の午前1時30分ごろ。新潟市白山浦2丁目付近の国道116号で、患者を乗せて緊急走行中の救急車と軽乗用車が出会い頭に衝突した。この事故で救急車に乗っていた4人(患者と隊員3人)がいずれも打撲などの軽傷を負っている。

軽乗用車を運転していた男は新潟市消防局に副士長として勤務する35歳の男と判明。男からは呼気1リットルあたり0.5ミリグラムのアルコール分を検出したことから、警察では業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の容疑で調べを進めている。

男はこの事故の直前、別の交差点で信号待ちのクルマに追突する事故を起こしており、その逃走途中で救急車に突っ込む事故も起こしたとみられている。警察では男を厳しく追及し、飲酒量の特定を急ぐ方針だ。

《石田真一》

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