トピー工業、米国事業を再編へ 再編整理損40億円を特別損失

自動車 ビジネス 企業動向

トピー工業は、米国事業を再編すると発表した。

米国子会社4社を事業内容に応じて再編し、事業環境の変化に対応して機敏に意思決定できる体制を構築し、グループ戦略も共有化して共同の利益を追求する体制を構築するのが狙い。

米国市場で同じセグメントに属する乗用車用スチールホイール事業と、今後成長が見込まれる鉱山向け大型ダンプトラック用ホイール事業及び建設機械用足回り部品事業を1社に集約する。また、工業用ファスナー事業の推進体制をより一体化する。

具体的には、トピーコーポレーションを存続会社としてトピー・コーポレーション、トピーインターナショナルU.S.A.を合併するとともに、トピーインターナショナルの大型ダンプトラック用ホイール部門を統合する。トピーコーポレーションの株式はトピー工業が直接保有する。米国内の持ち株会社のトピーインターナショナルは解散する。米国での乗用車用アルミホイールの生産からは撤退する。

また、トピープレシジョンの株式をトピーファスナー工業が直接保有する。

トピー工業では、今回の事業再編で今期、事業再編整理損として約40億円の特別損失を見込んでいる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る