大阪府、バイオマス燃料の普及を推進

エコカー 燃費

大阪府は2007年度から本格的に廃材、建材など再生可能な木材を原料にしたバイオマス燃料の普及を推進する。そのための予算として、07年度10億5500万円を計上する。

大阪・堺市にバイオエタノール製造設備をつくり、あわせて府内にバイオエタノールガソリンを売るガソリンスタンドを約10カ所設置し、5年をかけて実証実験を行う。

実証実験を行うバイオマス燃料は、建設廃木材を原料とするバイオエタノールを3%混合したガソリン「E3」で、まず公用車から使っていく方針だ。

また、菜の花を活用したバイオディーゼルについても3000リットル製造することを計画しており、バスやトラック、公用車などに活用していく。

欧米に比べて、日本はまだバイオマス燃料の普及が進んでいないのが実情で、大阪府は先陣を切って取り組み、この分野で日本をリードしていこうというわけだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  2. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『GRカローラ』に2026年型、米国は2グレード展開で今秋発売へ
  4. レクサス『LS』現行型、最終モデル「ヘリテージエディション」米国発表…250台限定
  5. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る