ロボットスーツ HAL、市販へ…大和ハウス工業とサイバーダインが提携

自動車 ニューモデル 新型車

住宅事業の大和ハウス工業と、パワーサポート・ロボットスーツ『HAL』を開発するCYBERDYNE(サイバーダイン)の2社は、ロボット事業に関する業務提携に向け合意した。HALの開発、販売について事業を拡大、深化する。

併せて、大和ハウス工業はサイバーダインからの第三者割当増資による株式の割当てを引き受けた。

大和ハウス工業は、住宅・医療・介護施設での高齢者・障害者の自立支援、それらで介護にあたる人のパワーサポート、生産現場・建築現場などでの作業者へのパワーサポートについて研究開発を行なう。さらにロボットスーツHALを販売する。

サイバーダインは増資により研究開発センターを建設、センターの一部に製造施設を設け、量産化への道筋を具体的かつ着実に進める。スペース及び人員の増強が可能となるため、HALの分野別開発を効率的に進められるようになる。

またサイバーダインは、同社の山海嘉之CEOが持つサイバニクス技術を、将来にわたり軍事や短期的利益を目的とした買収リスクから防衛するとともに、医療・福祉・労働・重作業など、真にこの技術を必要とする分野に向けた研究開発を優先させるという企業理念を守っていくことができる、とする。

第三者割当増資は、時期は2月7日、サイバーダインの増資額は1万1000株で、増資後の発行株式総数は5万8800株となる。うち大和ハウス工業の取得株式数は1万株で、増資引受総額は10億円。増資引受後の大和ハウス工業の出資比率は15.43%(含む潜在株式)になる。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  2. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  5. 「かっこよすぎて悶える」ホンダ『プレリュード』レーシングカー公開!SNSでは「来年が楽しみ」と活躍に期待
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る