整備不良のクルマ、捕まえてみたら窃盗容疑者だった

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兵庫県警は15日、整備不良状態のクルマを運転しているところを発見され、約60kmに渡ってパトカーの追跡を受けながら逃走した44歳の男を逮捕した。男は窃盗事件に関与したことをほのめかしており、警察では余罪を追及している。

兵庫県警・宍粟署によると、事件が起きたのは15日の午後9時30分ごろ。宍粟市山崎町付近の県道をパトロールしていた同署のパトカーが、ヘッドライトの電球が片方切れたままの状態で走っていた整備不良のクルマを発見。停止を命じたが、クルマは赤信号を無視するとともに、スピードを上げて逃走を開始した。

パトカーはそのままこのクルマを追跡。クルマは約60km離れた兵庫県上郡町まで逃走。クルマが立ち往生したため、運転していた男はクルマを捨てて徒歩で逃げ出したが、追跡した警官が身柄を取り押さえ、道路交通法違反(信号無視)の現行犯で逮捕している。

逮捕されたのは44歳の男で、調べに対しては「発見された現場近くで銅線を盗んでいたので、その発覚を恐れて逃げた」、「ライトが消えていることは知らなかった」などと供述している。警察では男を厳しく追及。窃盗などの余罪についても調べを進める方針だ。

《石田真一》

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