9人が乗った軽ワゴン車、パトカーに体当たり

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19日未明、定員外乗車の疑いがあるとして停止指示を受けた軽ワゴン車が、これを命じたパトカーに対してバックで体当たりする事件が起きた。警察ではクルマを運転していた17歳の少年を公務執行妨害と道路交通法違反(無免許運転)の現行犯で逮捕している。

広島県警・尾道署によると、事件が起きたのは19日の午前0時ごろ。尾道市新浜付近の国道2号をパトロールしていた同署のパトカーが、定員外乗車の疑いがある軽ワゴン車を発見。ただちに停止するように命じた。クルマはこれに従って停止したが、直後にバックで急発進。後方に停止したパトカーの前部に体当たりした。

衝突によってパトカーは小破。乗っていた9人のうち、少女1人を含む6人が混乱に乗じて逃走。逃げ遅れた少女2人と、運転していた17歳少年の身柄を拘束。警察ではこの少年を公務執行妨害と道交法違反の現行犯で逮捕した。グループが乗っていた軽ワゴン車の定員は4人だが、事件当時は9人が乗っていたことになる。

警察の調べに対し、少年は「逃げようと思い、バックした」などと供述している。警察では少年らが盗難してきたクルマを乗りまわしていたものとみて、入手ルートについて厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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